新日本三大夜景 若草山夜景視察記

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皆さん、最高ですか?

 

尤も、読者諸氏が最高であれ最低であれ、私の日常には何ら変更を生じないので話を進める事にする。

 

前年にブログの表紙並に自己紹介記事のみを作り、単なる怠惰の為に1年も放置してしまった所であるが、最近、書く意欲らしき物を感ずる事が度々あったので、取り敢えずリハビリの如く短めの記事を書いてみる事にした次第である。

 

徘徊省では、休日の外出記録を主に扱う予定である(将来的には海外旅行記録も扱う計画)。 読者諸氏の暇潰しは勿論、外出の参考に供する事が出来れば幸いである。 

 

本題 

今回は新日本三大夜景の一つとせられる 若草山 の夜景を視察したので、以下報告する。

 

tripnote.jp

 

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日曜の夜、突如外出煩悩に襲われたので、急遽目的地を選定する。 以前から夜景が美しいとの噂で気になっていたが、奈良市までの24号の渋滞と目的地が有料道路である事から敬遠していた若草山の視察に決定した。

 

 

 

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スマホでナビ機能を利用してみた所、混雑が予想される24号や169号の大半を回避する経路が提示せられたので、あまり渋滞の影響は受けなかった。 石上神宮付近を通過する道であったが、名阪国道・天理東インター付近の道路構造は何やら複雑で戸惑う。

 

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 東大寺付近に差し掛かると、観光名物でもある畜生道の行者に遭遇した。

 

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 正倉院付近に有料道路の入り口がある。

奈良奥山ドライブウェイ|新若草山自動車道株式会社

 

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有料道路であるが、夜間は閉鎖せられる(~23時)というので半ば観光用道路である。 山頂駐車場までの往復で530円の布施が必要である。 

 

山頂以降は一部区間が一方通行の為、反対側からは抜けられず、正倉院側からであっても17時に反対側料金所のゲートが閉鎖になる模様である。

 

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区間2車線あるが、やや勾配は急である。

 

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3,4キロで山頂駐車場に到達。 ここからは僅かながら歩く。

 

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山頂までの歩道は緩やかで、街灯もあるので歩き易い。

 

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数百メートル歩くと、眼下に奈良市街の夜景が広がる。

 

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感動した。 然し、寒い。 

 

十数人程度の観覧者があったが、殆どはアベックか家族であり、オッサン一人の徘徊者は私を除いて居ないと見た。

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山頂には古墳もある模様であるが、暗くて全く見えない。

 

暫し夜景鑑賞の後、総本部道場に帰還した。 然しながら斯くも素晴らしき景色を、アベックや家族連れというマハーヤーナ勢に独占を許すのは如何にも惜しい。 私の如きヒナヤーナ勢、更にはタントラ・ヴァジラヤーナ勢のオッサンこそ、挙って進出すべきである。 

 

何れにせよ530円以上の価値はあると思われるので、付近にお住まいの未訪の方は一度訪問されてみては如何であろうか

 

余談

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山頂駐車場のゴミ箱周辺に放置せられた近鉄の紙袋を、畜生道の行者が貪っていたが、人が近付いても逃げない辺りはこの地域特有の環境があるのであろう。 

 

思うに、三悪趣の一つである畜生道に生を受けたと雖も、人間より鹿せんべいなる供物を施される環境に生じた時点で、ペットに次いで修行が完成しつつある魂であろうと思われる。 故に、近い将来にペット又は修羅界に昇格の後、更なる修行を経て、何れは我等が人界に生を受ける日が到来するに違いない。